こんにちは!つむぎです!
FXを始める場合、本業がある状態で、FXは副業として始める方が多いと思います。
学生や専業主婦の場合は専業トレーダーらしくなってしまうかもしれませんが、他にやるべきことがあって、余った時間を使ってやっているという意味では、副業トレーダーとも言えるでしょう。
専業・副業どちらの場合でも、稼げるトレーダーになりたいですよね。
専業トレーダーには1年で数億円も稼ぐ人もいますし、副業でも数百万円稼ぎ、専業になっても十分やっていけるのではないか、という人も大勢います。
この記事では、専業トレーダーと副業トレーダーのメリット・デメリットを整理した上で、稼げるトレーダーに共通する考え方を紹介していきます。
初心者と上級者の考え方の違いでもあるので、自分と稼げるトレーダーとでは何が違うのかを考えるきっかけにしていただければと思います。
目次
専業トレーダーと副業トレーダーのメリット・デメリット
さて、稼いでいるトレーダーは専業でやっている人もいれば、本業を別に持っていて副業としてFXをやっている人もいます。
多くの方は、最初は安定した会社に務めながら副業でやって、FXだけで生計を立てられるようになったら専業トレーダーになりたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、専業トレーダーの方が稼げると決まっているわけでもありませんし、実際は副業からステップアップして専業、と言えるほど単純な話でもないのです。
両者はライフスタイルやリスクが全く異なるので、別種の職業と思った方が良いでしょう。
そこで、専業トレーダーと副業トレーダーのメリットとデメリットを解説していきます。
自分に合ったスタイルを探すヒントにしていただければと思います。
専業トレーダーのメリット・デメリット
専業トレーダーとは、FXを本業として生活費を稼ぐ人のことです。
自宅でモニターを数台見ながら、世界中で為替の取引がされる9時~深夜2時くらいまでのうち数時間を仕事時間にしている人が多いです。
専業トレーダーのメリットは、会社に所属しないので、自分の裁量で仕事ができる点でしょう。
通勤時の満員電車のストレスも無ければ、気の合わない上司と関わるストレスもありません。
時間もある程度は融通が効くので、自分が好きな時間に起きて仕事をし、好きな時間に寝るという自由なライフスタイルが実現できます。
一方で、専業トレーダーのデメリットは、収入が不安定なことです。
FXでは毎月同じくらいの金額が稼げるとは限りませんし、最悪の場合、損をしてお金を減らしてしまうかもしれません。
前の月は20万円稼げたけど、今月はマイナス20万円だった…となれば、収支はプラスマイナスゼロです。
生活費として使ったお金の分、貯金が減るか借金を作るかになってしまいます。
専業トレーダーにはこのようなデメリットがあるため、安定した本業やアルバイトでも稼ぎながらFXでも稼ぐ副業トレーダーがいるのです。
専業トレーダーは自由な生活ができる反面、稼ぎが安定しないことは覚悟しておきましょう。
副業トレーダーのメリット・デメリット
副業トレーダーとは、別の仕事を本業としてメインにやりながら、FXでも稼いでいるトレーダーのことです。
平日の日中に本業の仕事がある人の場合、帰宅してから寝るまでの時間がFXの時間となります。
夜22時~深夜2時くらいまで取引している方が多く、ニューヨーク市場が開いている時間帯がメインになるでしょう。
副業トレーダーのメリットは、FXで稼げなくても本業で安定した収入が得られることです。
本業の収入が中心で、お小遣い稼ぎのような感覚でFXをやっている方も多いくらいです。
FXは負けることもあるので、安定した収入が別にあると気楽に取り組むことができるでしょう。
一方、副業トレーダーのデメリットは、忙しくなってしまうことではないでしょうか。
平日の日中は本業の仕事をして、夜は睡眠時間を削ってFXのトレードをすることになります。
土日にFXの勉強をする場合、自分の自由な時間はほとんどありません。
副業全般に言えることですが、稼ぐために自分の自由時間を犠牲にしてしまうデメリットがあるのです。
とはいえ、自由な時間は手放したくないからといって、FX初心者のうちからいきなり本業をやめて専業トレーダーになるのはリスクが高いです。
本業の安定した収入を拠り所にしつつ、FXとはどんなものなのか試してみて、本格的にやってみたくなったら専業に移行するのが良いのではないでしょうか。
専業にしろ副業にしろ、稼いでいるFXトレーダーには共通点があります。
次の章では稼いでいるトレーダーたちの考え方を知ることで、勝率を高める考え方を学んでいきましょう。
稼いでいる人の真似をするのが、最も早く上達するコツです。
稼いでいるFXトレーダーの考え方
専業で億単位のお金を稼いでいるトレーダーや、副業で数百万円を稼いでいるトレーダーなどさまざまな人がいますが、勝てているトレーダーには共通する考え方があります。
「手っ取り早く勝てる方法を知りたい!」と思う方も多いとは思うのですが、考え方を真似することで、少しずつFXは上達していきます。
初心者と上級者の違いでもあるので、自分の考え方とどこが違うのか考えながらご覧ください。具体的には、次の2点です。
- 素早く損切りする
- SNSや掲示板に振り回されない
素早く損切りする
上級トレーダーの稼ぐ秘訣は、「利益は大きく、損失は小さく」という原則です。
利益はできるだけ大きく取るため、予想どおりに相場が動けば利益が大きくなってから利益確定します。
一方で損失は小さくするため、予想と違う方向に相場が動いたら、直ちに決済して損切りしているのです。
FXの初心者の場合、損切りが遅くなりがちです。
損失を確定させることへの怖さや、「もう少し待ったら相場が戻ってくるのではないか」といった都合の良い想像のため、損切りが遅くなってしまうのです。
上級者は損失が出ているポジションにしがみつかず、サクッと損切りします。
億トレーダーになると、1回の損切りで数千万円から1億円もの損失が出てしまうことがあるのですが、彼らは冷静に損切りしています。
SNSでは億トレーダーたちの「1億円損切りした」といった投稿が拡散することもありますが、一般のトレーダーにとっては信じられない金額でも、既に大金を稼いだ上級トレーダーからすれば大した金額ではないのでしょう。
初心者の方はFXにつぎ込んでいる金額もそこまで大きくはないと思いますので、大きくても数万円から10万円程度の損切りで済むと思います。
人生設計が変わるほどの金額ではありませんので、損失が出ているときは迷わず損切りをしましょう。
SNSや掲示板に振り回されない
情報発信や交流のツールとしてSNSを使っているトレーダーは多いのですが、SNSやネットの掲示板の情報を基にトレードしている上級者はいません。
これらのツールは素人が好きなように意見を書き込むため、真偽が不明な情報であふれているからです。
また、本当に有意義な情報を入手したのなら、わざわざネットに書き込んで教えるはずがありません。
なので、どちらかというと初心者トレーダーを翻弄するためのデマの方が多いくらいです。
稼げるトレーダーはSNSや掲示板ではなく、新聞やテレビの政治経済ニュースを参考にしています。
各国の経済指標や政治動向によって相場が動くので、これらを理解しておくことで勝率が上がるのです。
ただし、SNSに振り回されるなと言っても、アメリカのトランプ大統領のツイッターなど、相場に影響しやすいSNSアカウントはチェックした方が良いかもしれません。
大統領のツイート内容によって相場が動くこともあったので、気にしておくべきSNSアカウントと言えます。
稼いでいるFXトレーダーも最初は負ける?
年間で1億円以上もFXで稼いでいるトレーダーでも、「最初は全く勝てなかった」と話す人がほとんどです。
2~3年は勝てず、資金がどんどん減っていった人がとても多いのです。
今はカリスマトレーダーとして有名な人も、最初から天才的なセンスを発揮していたわけではないのです。
ではどうやって1億円以上も稼げるようになったのかと言うと、地道に勉強することと、諦めないことです。
どうやったら億トレーダーになれるのか質問すると、彼らは「トレードは誰でも勝てるようになるので、諦めないで勉強すること」と決まったように話します。
さすがに「誰でも億トレーダーになれる」とまでは言い切れず、億トレーダーになるには性格の適性も必要ではないかと思います。
しかし、月10万円くらいならほとんどの人はFXで稼げるようになるはずです。
千里の道も一歩からと言う通り、地道に勉強して少しずつ上達していくのがFXで勝率を上げる最も大切なポイントと言えるでしょう。
まとめ
FXの専業トレーダーと副業トレーダーのメリット・デメリットや、稼いでいるトレーダーの考え方を紹介してきました。
ポイントをまとめると以下のとおりです。
- 専業トレーダーは自由な時間があるが、収入は不安定になりがち
- 副業トレーダーは安定した収入が拠り所になるが、忙しくなる
- 稼いでいるトレーダーは損切りが素早く、SNSや掲示板に振り回されない
稼いでいるトレーダーの真似をすることで、初心者の方も勝率を上げることができると考えられます。
まずは上級者の考え方を取り入れ、自分のトレードを見直してみましょう。