こんにちは!つむぎです!
FXにおいてブレイクアウト手法は最も有名で高勝率といわれる手法の一つです。
しかし実際にトレードしてみると、「ダマし」に合うなど高勝率とはかけ離れた結果になってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際のトレードで使える高勝率のブレイクアウト手法について厳選してお伝えします。
今まで継続して利益を残せていないトレーダーは必見のトレード手法です。
一つ一つの手法をしっかり確認しながら読み進めてください。
目次
FXブレイクアウト手法のトレンドフォローだけでも利益が残る理由
なぜブレイクアウトのトレンドフォローだけでも利益が残るのか。
ここではその理由について解説していきます。
ブレイクアウト手法のトレンドフォローは非常に強力ですので、トレーダーは必ず覚えておきましょう。
①ブレイクアウトは世界中が注目している
ブレイクアウトには世界中のトレーダーが注目しているため、ブレイクアウトポイントには多くの売買が集中します。
そのためブレイクアウト後は価格が大きく伸びやすく、利益を残すための基本である損小利大のトレードを実現しやすいのです。
②トレンドフォローはブレイクアウト手法の弱点「勝率」を補強する
ブレイクアウト手法は勝てれば大きく利益を残せる反面、ブレイクアウトの方向を正しく読み切るのは難しく、勝率が低い手法とも言えます。
実際、多くのトレーダーがブレイクアウトに見せかけた「ダマし」で損切りに引っかかって損失を出してしまいます。
しかしブレイクアウトとトレンドフォローを組み合わせることでブレイクアウトの方向がわかりやすくなり、勝率を上げることができるのです。
かなり使えるFXブレイクアウト手法!2つのトレンドフォロー手法
それでは、高確率でブレイクアウトを捉えられるトレンドフォローの手法を2つご紹介します。
- ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)
- ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(下位足)
一つずつ詳しく見ていきましょう。
手法①ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)
まず一つ目はレンジブレイクアウト後のトレンドフォローです。
こちらは、レンジをブレイクした後のトレンドフォローを同一の時間足を見ながら仕掛けていくやり方で、ダマしに合って損切りする機会をぐんと減らすことができます。
STEP1|レンジ相場を見つける
まずはレンジ相場を見つけましょう。
レンジ相場というのは、一定の価格帯を行ったり来たりする相場で、方向感がありません。
往復する値幅も小さく、「もみ合い」と表現されることもあります。
レンジ相場は売買が拮抗している状態で、取引高がその価格帯に集中しているためブレイクアウトすると大きく動き出します。
STEP2|ブレイクアウトを確認する
次にレンジのブレイクを確認しましょう。
ブレイクに飛びつくと、ダマしで損切りに合うことも多くなってしまうのではっきりとブレイクしたことを確認するまではエントリーを検討することもありません。
はっきりとブレイクしたと確認するためには、レンジと同じ値幅分のブレイクを目安としましょう。
はっきりとしたブレイクを確認することでダマしに合う確率が下がるので、勝率が上がります。
STEP3|押し目(戻り目)でエントリーする
レンジをブレイクした価格が、レンジのブレイクポイントまで戻ってくるのを待ちます。
いわゆる、レンジブレイクからの押し目買い・戻り売りです。
はっきりとしたブレイクを確認できたとしても、ブレイクポイントまで価格が戻ったあとそのまま押しや戻りなく逆行していく可能性もあります。
ブレイク後にブレイクポイントまで価格が戻ってこなければ見送りですし、価格が戻ってきたとしても押し・戻りでエントリーするサインが出なければ見送りとなります。
そのためエントリーの機会は減りますが、勝率は上がります。
エントリーは根拠を集めるのが基本
FXのエントリーは、根拠を集めるのが基本です。
一つの根拠だけでエントリーするのは非常に危険なトレードと言わざるを得ません。
ブレイクアウト狙いの手法といっても、
- レンジ
- ブレイクアウト
- 押し目買い・戻り売り
のように、エントリーの根拠を集めてトレードするからこそ、高勝率を保ち継続して利益を残していくことができるのです。
手法②ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(下位足)
次にご紹介するのは、下位足を見て仕掛けるブレイクアウト後のトレンドフォローです。
先ほどご紹介した「手法①ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)」では、押し戻りなくブレイク方向に価格が伸びていってしまった場合はエントリーができません。
だからこそ高勝率を保てるのですが、エントリーチャンスが減ってしまういわゆる「機会損失」が増えてしまうのも事実です。
ここでご紹介する下位足を使ったブレイク後のトレンドフォローでは、トレードチャンスを減らさず高勝率を保つ手法となります。
早速、手順を確認していきましょう。
STEP1|レンジ相場を見つける
まずはレンジ相場を見つけましょう。
レンジがあるからこそブレイクアウトがあるので、このステップは先ほどの手法と同様です。
STEP2|ブレイクアウトを確認する
次にレンジのブレイクアウトを確認します。
「手法①ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)」でのブレイクアウトの判断は、レンジと同値幅のブレイクを目安としていましたが、下位足を使ったブレイクアウトの判断は、そこまで待つ必要はありません。
ローソク足1本~2本程度のブレイクが確認できれば良いです。
STEP3|時間足を下げて押し目(戻り目)でエントリー
ブレイクアウトが確認できたら、見る時間足を下位足に変更して押し・戻りを待ちます。
下位足で押し・戻りを確認できたら、エントリーです。
ブレイクアウトを確認した時間足の下位足を確認することで、同じ時間足では拾えなかった小さな押し・戻りを拾えるようになるので、「手法①ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)」と比べて機会損失は格段に減ります。
FXブレイクアウト手法の目から鱗の使える種類について
ここからは、高勝率を保ちエントリーチャンスを増やすために、ブレイクアウト手法が使えるチャートパターンをご紹介します。
各種レンジ(持ち合い)相場のブレイクアウト
まずはレンジのバリエーションです。
一口にレンジといっても、色々な種類があります。
代表的なレンジはボックス型と言われる、上限と下限の水平線で挟まれたような動きをするレンジです。
トライアングル型も頻繁に出現するレンジの種類で、価格の動きが次第に小さくなるトライアングルは、相場のエネルギーが凝縮されるためブレイクアウトがより大きくなる傾向にあります。
効果的なトレンドラインのブレイクアウト
効果的なトレンドラインのブレイクアウトも、高勝率で勝てるうえに価格の伸びが期待できるトレード手法になります。
効果的なトレンドラインは、何度も価格が止められていて多くのトレーダー意識しているラインです。
そのラインをブレイクしたところに多くの損切りが集まっているため、ブレイクアウト時に損切りを巻き込んで大きく価格が伸びることになります。
押し安値・戻り高値のブレイクアウト
押し安値には、多くの買いが集まりその下には買った人たちの損切りが集まっています。戻り高値には多くの売りが集まりその上には売った人たちの損切りが集まっています。
つまり押し安値・戻り高値をブレイクすると、大きく価格が伸びる可能性が高いのです。
実際のトレードでは、このブレイクを確認した後の押し・戻りでエントリーしましょう。
移動平均線(MA)のブレイク
移動平均線のブレイクアウトも高勝率のエントリーポイントです。
ただし移動平均線ならなんでも良いわけではありません。
トレンドライン同様価格が何度も止められて市場に意識されている移動平均線のブレイクに限ります。
移動平均線のブレイクアウト手法もトレンドフォロー方向へのエントリーが高勝率のカギで、ブレイクアウトを確認した後の押し・戻りを狙いましょう。
FXブレイクアウト手法のまとめ
この記事では、高勝率のブレイクアウト手法についてお伝えしてきました。
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(レンジと同時間足)
- ブレイクアウト後のトレンドフォロー手法(下位足)
- ブレイクアウト手法が使えるチャートパターンのバリエーション
ブレイクアウトは勝てれば大きな利益を残せますが、「ダマし」に気を付けないと負けがかさんで結局利益が残りません。
今回ご紹介した手法で「ダマし」を回避し、高勝率で損小利大のトレードを実現させましょう。