FX手法

FXで損する前に必読!スプレッドについてFX初心者さん向けに解説!

スプレッドとは、一言でいうと取引コストです。

一回の取引では小さな金額でも、積み重なれば大きなコストとなって損益を圧迫してしまいます。

無駄なコストをかけないように、狭いスプレッドで取引する環境を整えましょう。

このページでは、狭いスプレッドを提供しているFX会社や通貨ペアについて簡潔にまとめ、コストを抑えた取引をするうえでの注意点をお伝えしていきます。

目次

FX初心者が知るべきスプレッドとは?

FX取引では、買値(ASK)と売値(BID)に差があります。

この差をスプレッドと言います。

FXでは手数料を無料としている会社が多いですが、スプレッドが実質的に手数料となり会社側の利益となっています。

スプレッドが広ければ取引コストが大きく、スプレッドが狭ければ取引コストが小さいということになりますので、取引の際は必ず確認しておきましょう。

スプレッドの原則固定と変動制について

FX会社が提供するスプレッドには「原則固定スプレッド」と「変動制スプレッド」の2種類があります。

原則固定のスプレッドでは、基本的にスプレッドは固定されていますが、価格変動が急激で大きいときや薄商いのときには大きく開くことがあります。

一方、変動制スプレッドでは、相場の状況に応じて常にスプレッドは変動しています。

一回一回の取引では小さなスプレッドでも、積み重なれば大きなコストとなりますので、取引コストを抑えるためにもスプレッドの狭い会社を選ぶことを心がけましょう。

スプレッドが開くタイミングとは?

スプレッドが大きく開くタイミングは、以下の通りです。

  • 早朝の時間帯(特に月曜の早朝は大きく開きます。)
  • 金曜の深夜帯(日本時間土曜日の早朝)
  • 重要な経済指標発表時(米国雇用統計など)
  • 各国要人発言時(日銀総裁、米国トランプ大統領など)
  • 年末年始・クリスマス
  • 世界的に衝撃的な出来事が起きた時(リーマンショックやスイスフランショックなど)

原則固定スプレッドの会社でも上記のタイミングではスプレッドが大きく開きますので、確認できるスケジュールは把握しておきましょう。

FX市場は世界で開かれており、FXの主要な時間帯はイギリスとニューヨークの市場が開いている時間帯(日本時間15時頃~深夜2時頃)だということを覚えておきましょう。

短期取引でのスプレッドに注意

スキャルピングなどの短期取引を繰り返すトレーダーは、スプレッドによる取引コストがかさみます。

スプレッドを差し引いても利益になる取引に絞るよう心がけましょう。

スプレッドによる取引コストを抑えるためには、通貨ペアの選択も重要です。

取引を始める前に、スプレッドの狭い通貨ペアを確認しておきましょう。

スプレッドが狭いFX通貨ペアランキング

FX取引では、通貨ペアによってスプレッドの大きさが違います。

ここではよりコストを抑えた実現させるため、スプレッドが狭い通貨ペアを厳選してご紹介します。

是非今後の取引の参考にしてみてください。

市場が大きく多い通貨を選ぶ

スプレッドが狭い通貨ペアの特徴は、取引市場が大きく流動性が高いということです。

世界的に取引量が多いので、多少大きな取引があってもスプレッドが急激に開くということが起こりにくくなっています。

1位:ドル×円(USD/JPY)

原則固定のスプレッドでは、0.2pipsが業界最狭水準となっています。(2020年6月30日時点)

米国ドルと日本円は世界の通貨取引量で常にTOP3に入るメジャー通貨です。

馴染みのある通貨ペアなので、FX初心者にとっても取引のしやすい通貨ペアと言えるでしょう。

2位:ユーロ×ドル(EUR/USD)

ユーロドルのスプレッドは、0.3~0.4pipsが業界最狭水準です。

ユーロは世界の通貨取引量で第二位となる通貨であり、海外のトレーダーにも好まれています。

3位:ユーロ×円(EUR/JPY)

ユーロ円のスプレッドは0.4~0.5pipsが業界最狭水準です。

ユーロ円は、ユーロドルとドル円を組み合わせた通貨なので、クロス円と呼ばれたりクロス通貨、合成通貨と呼ばれたりします。

ユーロ円の価格変動は、ユーロドルとドル円の動きに影響を受けます。

取り扱う通貨ペアを選んだら、FX会社もなるべうスプレッドの狭い会社を選びましょう。

国内のFX会社は狭いスプレッドを提供している会社が多いですが、特にスプレッドが狭い会社を3つご紹介します。

スプレッドが狭いFX会社3選

FX会社によっても提供しているスプレッドは違います。

現在は熾烈なスプレッド競争により狭いスプレッドを提供しているFX会社が多く、トレーダーにとっては有利な環境です。

その中でも特に狭いスプレッドを提供している会社をご紹介します。

賢い会社選びで徹底的にコストを抑えましょう。

DMM FX

原則固定スプレッドを採用している会社で、ドル円のスプレッドは0.2pipsです。

DMM FXは2020年1月時点で口座開設件数が75万を超え、国内1位となりました。

国内FX業界のリーディングカンパニーとして人気を誇ります。

SBI FXTRADE

SBI FXTRADEでは、ドル円のスプレッドが原則固定で0.09pipsとなっており、業界の中でも特に狭いスプレッドを提供している会社として知られています。

ただ取引量が多くなるにつれて、スプレッドが拡大する可能性があることを公示しています。

また100万通貨を超える取引に関しては、変動制のスプレッドになることも覚えておきましょう。

GMOクリック証券

原則固定スプレッドで、ドル円のスプレッドは0.2pipsとなっています。

常にDMM FXと肩を並べており、提供スプレッドやツールなど、トレーダー目線で環境を整えている人気FX会社です。

まとめ

ここまでFX取引におけるスプレッドについてまとめてきました。

改めてポイントをおさらいしておきましょう。

  • FX取引におけるスプレッドは取引コスト
  • スプレッドの狭い通貨ペアTOP3
  • スプレッドの狭いFX会社3つ

スプレッドはFXにおいてコストです。

取り扱う通貨ペアと、FX会社を上手に選んで取引することでトータルの損益を改善できます。

トレーダーとして、コストをなるべく削減できる環境を自分自身で整えていきましょう。

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