こんにちは!つむぎです。
FXは正しい相場分析をすることで資産を確実に増やしていくことができます。
実際に、正しい相場分析をすることで毎月安定して利益を得ている「専業トレーダー」も存在しているんです。
専業トレーダーは、トレードのみで生計を立てている人のことで、兼業トレーダーのあこがれの存在となっています。
それでは、そんな専業トレーダーはどんな相場分析をしているのでしょうか?
今回はFX初心者にも理解できるように相場分析の方法を紹介していきます。
現在、自分の直感のみでトレードしていて利益が出せていない人は、是非最後までご覧ください。
きっとあなたのお役に立ちますよ!
目次
FX相場分析法:テクニカル分析で予想
まずは、テクニカル分析から相場予想をする方法を紹介します。
テクニカル分析とは、通貨の値動きをグラフ化した「チャート」から今後の値動きを予想する分析方法です。
テクニカル分析の方法は主に以下の4つがあります。
- インジケーターから予想
- オシレーター系インジケーターから予測
- チャートパターンから予想
- ローソク足からパターンを予測
それでは、各テクニカル分析方法について詳しく紹介していきます。
インジケーターから予想
インジケーターには、「トレンド系インジケーター」と「オシレーター系インジケーター」が存在します。
まず初めに紹介するのは、「トレンド系インジケーター」です。
トレンド系インジケーターは、相場のトレンドを判断するのによく使われるインジケーターで、「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」、「一目均衡表」などが有名です。
移動平均線を例に説明すると、移動平均線が上を向いている場合は上昇トレンド。
下を向いている場合は下降トレンドを表していると判断することができます。
移動平均線の設定期間が長いほど信用できるトレンドになっています。
(例:5日平均線よりも20日平均線の方が信用度が高いと言われている。)
また、短期トレードよりも中長期で使用されることが多いインジケーターです。
オシレーター系インジケーター
次は、「オシレーター系のインジケーター」について紹介していきます。
オシレーター系のインジケーターは、売られ過ぎているときや買われ過ぎているときにサインを出してくれるインジケーターです。
よく使われているものは、「RSI」や「MACD」が人気のオシレーター系インジケーターです。
「オシレーター系インジケーター」を「トレンド系のインジケーター」と組み合わせて使用することで、より正確なエントリーポイントを見つけることも可能です。
次は、チャートパターンから予想する方法を紹介していきますね。
チャートパターンから予測
テクニカル分析では、チャートパターンから相場の今後を予想する方法があります。
よく使われるものとして、「ダブルトップ」や「ダブルボトム」、「ヘッドアンドショルダー」などがあります。
これらの形を見つけることができれば、大きく稼ぐことができたり、大きな損失を防ぐことが可能になります。
また、トレンド系インジケーターやオシレーター例インジケーターと組み合わせることで、より精度の高い取引が可能になります。
最後は、ローソク足から予想するパターンの紹介です。
ローソク足からパターンを予測
チャートを形成しているローソク足の1本1本からも値動きの予想ができます。
主に、下に大きく伸びた下ヒゲが発生した場合は、上昇トレンドのサイン。
上に大きく伸びた上ヒゲが発生した場合は、下降トレンドのサインになる場合が多いとされています。
ローソク足を使った相場分析は、中長期トレードはもちろん、短期トレードにもよく使われている手法です。
以上がテクニカル分析による相場予想の方法でした。
次の章では、ファンダメンタル分析による相場の予想方法を紹介していきます。
FX相場分析法:ファンダメンタルズで予想
ファンダメンタル分析とは、世界情勢や世界の経済情報を基に今後の値動きを予想する分析方法です。
ファンダメンタル分析の方法は主に以下の2つがあります。
- 経済指標から予測する
- ニュースから予測する
それでは、順番に見ていきましょう。
経済指標から予想
ファンダメンタル分析では、経済指標の結果を参考に今後の相場を予測することが一般的です。
重要な経済指標には、各国の「政策金利」「GDP(国内総生産)」「雇用統計」「消費者物価指数」「生産者物価指数」などがあります。
この指標が発表された後は、大きな値動きがあったり、トレンド転換が起こったりします。
ただし、経済指標の数字が良くても価格が下がったりする場合があるので注意が必要です。
次は、ニュースから値動きを予測する方法です。
ニュースから予想
ファンダメンタル分析では、突然起こった出来事などが放送されるニュースから分析することも重要になります。
例として、アメリカ大統領などの発言によって大きな値動きが発生したり、トレンド転換が起こることがあります。
新興国は、このニュースによる影響を受けやすいので注意しましょう。
ここまで「テクニカル分析」や「ファンダメンタル分析」を紹介してきましたが、相場分析には注意しなければいけないことがあります。
次の章では、FX初心者が相場分析を行う際の注意すべきことを紹介していきます。
FX初心者が相場分析で注意しないといけないこと
FX初心者が相場分析をする場合には、これから紹介することに注意して分析することが重要です。
この章で紹介する注意点を知ることで、負けを減らすことが可能なので最後までご覧いただけると幸いです。
注意点は、主に以下の3つです。
- テクニカル分析を信じすぎる
- だましに合う
- 経済指標の結果やニュースの内容と真逆の値動き
順番に紹介していきますね。
テクニカル分析を信じすぎる
テクニカル分析を信用しすぎることは非常に危険です。
その理由は、テクニカル分析は、必ず当たるというわけではありません。
よく当たる年もあれば、全く機能しない年だってあります。
昨年までは、機能していたテクニカル分析が今年になって突然使えなくなったというのはよくある話です。
テクニカル分析を使用する際は、十分に過去検証を行い、定期的に勝率などを確認するようにしましょう。
だましに合う
FXの世界では、だましに合うことが多いです。
例えば、「MACD」で上昇のサインが出て、すぐに為替が上がっていったもののすぐに下降してしまう場合があります。
ここで買いを入れてしまって損切りできずにどんどん含み損が膨れ上がってしまう場合がよくあるのです。
FX初心者はこのようなだましに合い損切りできずに大きな損失を出すパターンが非常に多いです。
だましに合うことは、防ぎようがないので仕方がないことですが、しっかり損切りを入れないと大変なことになります。
安定して稼ぐトレーダーは、だましに合ってもすぐに損切りできるので少ない損失に抑えることができるのです。
ちゃんと損切りは入れてくださいね!
指標結果やニュースの内容と逆の動きをする
先ほど紹介した「だまし」にも当てはまることですが、
経済指標で良い数字が出たからと言って、その国の通貨の価値が上がるとは限りません。
なぜか、価値が下がっていったり、一度大きく下がった後にようやく上がりだしたりする場合があります。
また、その国にとっての悪いニュースが出たのにその国の通貨の価値が上がる場合もあります。
これは、「織り込み済み」といって指標発表前から良い数字や悪い数字が出ることを予想していた場合に発生します。
また、大口によって為替価格を動かされる場合もあります。
大口とは、大量の資金を運用している投資家やヘッジファンドのことです。
これらの人は、大きな資金を使うことで為替価格を動かすことが可能なのです。
個人投資家には、このような「織り込み済み」や「大口による為替操作」を予測することはむずかしいですよね?
経済指標の結果やニュースの情報に固執することは危険だということを覚えておきましょう。
次は、FX初心者が理解しておくべき相場の変動要因を紹介していきます。
FX初心者が理解すべき相場の変動要因
今までの章でも、少し紹介しましたが相場が変動する要因は様々です。
では、どのような要因があるのでしょうか?
この章でしっかりと確認しておきましょう。
重要人物によるサプライズ的な発言
「突然のトランプ大統領の中国批判」や「FRB議長の緊急金利引き下げ発言」など予定されていなかったサプライズ発言は大きく相場が動く要因となります。
誰もが予想できないだけに投資家は不安感からポジションを手放すことが多くなります。
また、大口はこれに便乗し、ロスカット狩りを狙って相場を動かしてきます。
この2つがうまく合わさると大きな相場変動を引き起こします。
誰もが予想していなかった出来事・ニュース
誰もが予想していなかった出来事が起きた場合も、かなり相場が動く要因になります。
例えば、「イギリスのEU離脱が選挙により決まった時」、「日本銀行の金融緩和政策が発表されたとき」などは大きく相場が動きました。
これも、先ほどの重要人物のサプライズ発言と同じように投資家が不安感からポジションを手放し、大口が便乗することで大暴落や大暴騰が起こる原因となっています。
これらの出来事が寝ているときや仕事中に起きた場合は大きな損失を生む可能性があります。それに備えるためにも、逆指値を常に入れておくことが大切となっています。
経済指標の結果が予想以上の結果になった場合
経済指標の結果が予想と大幅にずれていた場合も相場の変動要因になります。
特に「アメリカの雇用統計」は、相場が大きく動く可能性が非常に高いです。
経済指標発表前後の取引はギャンブル性が高くなるので、FX初心者の方は取引しないことをオススメします。
まとめ
今回の記事では、「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」による相場分析方法を紹介してきました。
世の中には、「テクニカル分析のみを極め尽くした常勝トレーダー」もいれば、「ファンダメンタル分析のみで資金を増やしていくトレーダー」も存在しています。
皆さんも自分に合った相場分析方法で安定した収益を出せるように日々勉強していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。