FX手法

FXでもドルコスト平均法が使える?長期投資でポートフォリオが安定する!

こんにちは!つむぎです。

投資でよく聞く「ドルコスト平均法」は、FXでも活用することができます。

FXは短期投資のイメージが強いと思いますが、長期で投資するやり方もあり、そのときに有効な方法です。

この記事では、FXではドルコスト平均法をどのように使うのか、メリットとデメリットには何があるのかを解説していきます。

短期投資だけでなく長期投資もすることで、安定したポートフォリオを作れるので、ぜひ試してみてください。

目次

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、同じ銘柄に、一定の間隔で、同じ金額を投資することです。

毎月決まった金額を積み立てる「積み立て投資」のイメージです。

ドルコスト平均法は、高値掴みを避けるために有効な方法です。

投資商品の価格は常に動いているので、購入するタイミングを分散することで、高値で買ってしまうリスクを低くできます。

よって、高いときは少なく、安いときはたくさん購入する方法なので、平均購入単価を下げるために使えます。

株式や投資信託に長期投資する場合、よく使われる買い付け方法です。

FXにおけるドルコスト平均法

ドルコスト平均法は株式や投資信託で使われることが多いのですが、FXでも使うことができます。ただし、長期のトレードがしたい人向けの方法になります。

短期のトレードの場合、1つのポジションを持って利益が出たら、早めに売却しますよね。

損失が出た場合は、素早く損切りします。そのため、平均購入単価を下げる必要がありません。よってドルコスト平均法は短期のトレーダーには向きません。

数ヶ月から1年の大きな値動きで利益を狙う長期のトレーダーの場合は、ドルコスト平均法が有効です。平均購入単価を下げることで、レートが上昇したときに大きな利益を出せるからです。

FXでもドルコスト平均法を使えることが分かったところで、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

FXでドルコスト平均法を使うメリット

FXでドルコスト平均法を使うメリットは、以下の2点です。

長期投資を前提にFXをやりたい人にとっては、ドルコスト平均法はメリットが大きい手法だと思います。

  1. 難易度が低い
  2. スワップポイントを稼げる

難易度が低い

ドルコスト平均法は、あらかじめ決めたルールで淡々と買い付けていくので、シンプルでとても簡単な方法です。難易度が低く、誰でもできるのが大きなメリットです。

ただし、FX会社によって購入単位が異なるので、1通貨単位での購入ができない会社もあります。

1000通貨単位、1万通貨単位の場合、「あらかじめ決めた金額での買い付け」は難しいでしょう。1通貨単位が理想ですが、100通貨単位でも購入金額をある程度揃えることは可能だと思います。

ドルコスト平均法で買い付けをしたい方は、1通貨単位が100通貨単位を採用しているFX会社で口座を開設しましょう。

スワップポイントを稼げる

ドルコスト平均法を使う場合、長期投資が前提になるので、スワップポイントも稼ぐことができます。

レートの上昇による利益だけでなく、スワップでも稼げるので、効率よく利益を出すことができます。

FXにおけるスワップとは金利差のことで、金利の低い国の通貨を売って金利の高い国の通貨を買うと、スワップポイントをもらうことができます。

スワップポイント狙いで高金利の通貨を選択しているトレーダーもいます。ただし、スワップポイントの高さだけで通貨を選ぶのは少々危険です。

金利が高い新興国は政情不安定などにより、通貨も暴落するリスクが高いからです。長期で投資できる通貨を優先し、スワップポイントはおまけと思っておくくらいが良いかもしれません。

FXでドルコスト平均法を使うデメリット

そもそもFXは短期のトレードをする人が多いので、ドルコスト平均法は向きません。これは既に解説したとおりです。

また、他にも以下の2つのデメリットが挙げられます。デメリットの方が大きいと感じる方は、無理してドルコスト平均法を使わなくても良いでしょう。

  1. 多くの資金が必要
  2. スワップの支払いに注意

多くの資金が必要

1万通貨単位など最低単元が大きいFX会社の場合、ドルコスト平均法で購入していくのは難しいでしょう。

その金額を毎月など決まった間隔で買っていける余裕があるのか、よく考えてみてください。

とはいえ、必要資金を少なくするために、レバレッジを大きくするのはおすすめできません。

ドルコスト平均法を使うとポジションをどんどん取って膨らませていくことになるので、レバレッジを大きくしてしまうと、含み損も大きくなる可能性が高いからです。レバレッジを低く保ち、それでも定期的に積み立てしていくには、ある程度の資金力が必要です。

手法自体は簡単ですが、資金面のハードルがあって誰でもできる投資方法とは言えないです。

スワップの支払いに注意

メリットの項目ではスワップポイントをもらえると解説しましたが、スワップも支払う側に回ることもあるので注意をしましょう。

長期投資でスワップを支払うことになると、値上がりによる利益よりスワップの支払いによる損失の方が大きくなる可能性もあるからです。

金利が低い通貨を売って、金利が高い通貨を買うと、スワップポイントをもらうことができます。

反対に、金利が高い通貨を売って金利が低い通貨を買うと、スワップポイントを支払う側になってしまいます。

したがって、ドルコスト平均法による長期投資を始める前に、自分が選んだ通貨ペアを買うとスワップポイントをもらう側になるのか、支払う側になるのかを調べましょう。

スワップをもらえると思っていたら実は支払う側だった、と言う失敗事例は多く聞きますので、気をつけてください。

そもそもFXで長期投資はアリ?

ドルコスト平均法は長期投資で効果を発揮する方法ですが、FXと言えばデイトレードなどの短期投資のイメージが強いのではないでしょうか。

そもそもFXは長期投資で儲けられるものなのか、その手法にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

FXでは長期投資も可能

確かに短期で利益を狙うトレーダーが多いのですが、長期投資で利益を出すことも可能です。

長期投資の場合は、利益を追求するというより、円のリスクヘッジする意味が強くなるでしょう。短期投資と長期投資を併用するのもとてもおすすめです。

短期のトレードではレバレッジをかけて利益を狙いに行き、長期のトレードではレバレッジ低めでスワップポイントを押さえにいきます。

こうすると、安定してスワップを稼ぎつつ、短期トレードで大きい利益も狙えるので、一石二鳥のポートフォリオが出来上がります。

レバレッジとスワップポイントの関係

意外と見落としがちなのが、レバレッジとスワップポイントの関係です。レバレッジを高くすると、スワップポイントも効率よく稼ぐことができるのです。

例えば、レバレッジ1倍(レバレッジ無し)とレバレッジ3倍でもらえるスワップポイントを比較してみましょう。

同じ資金を使った場合、もらえるスワップポイントも3倍異なります。

ちなみに、レバレッジ1倍の場合は基本的に外貨預金と同じくらいの金利になります。

つまり、レバレッジを効かせると外貨預金を上回る金利をもらうことができるのです。

これは短期のトレーダーが見落としがちなところなので、長期投資を始めるなら絶対に押さえておきたいポイントです。

ただし、長期保有のポジションでレバレッジを効かせすぎるのはおすすめできません。なぜなら資産の上下変動が大きくなるからです。

長期保有ならレバレッジは3倍程度にしておくのが良いでしょう。

下がったときに一括購入もおすすめ

長期投資をするなら、思いがけなくレートが下がったときにロット数を増やして購入するのもおすすめです。下がったときにたくさん買えれば、平均購入単価を大きく下げられるからです。

基本的にはドルコスト平均法で投資をしつつ、大きく下がったらまとめて購入するのも良いでしょう。

相場の状況を見つつ、臨機応変に対応すると、利益を最大化することができます。

まとめ

FXにおけるドルコスト平均法について解説してきました。

ポイントをおさらいしておきましょう。

  • ドルコスト平均法は、同じ銘柄に、一定の間隔で、同じ金額を投資する投資方法
  • 長期投資を前提とした保有に向いている
  • 高金利通貨を買ってスワップポイントをもらうのに活用できる

FXといえば短期投資のイメージがあると思うのですが、長期投資も可能です。

短期と長期を併用することで安定したポートフォリオを作れるので、両方試していただければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます

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