「FXのスキャルピングで稼ぐにはどうすればいいの?」
「スキャルピングのテクニカル分析ではなにを意識すればいいの?」
あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
私も初めてスキャルピングを始めたとき、同じ悩みを抱えていました。
しかし、スキャルピングのテクニカル分析にはさまざまな方法や意識するべきポイントがあり、それを知らないでいると大きく利益をあげる機会を失ってしまうかもしれません。
さらに、FXのスキャルピングで使うテクニカル分析はそこまで複雑なものではないのです。
今回は、「FXスキャルピングのテクニカル指標や意識すべき点」などについて解説いたします。
目次
FXスキャルピング向けのテクニカル指標5選
FXスキャルピングで有効なテクニカル指標は5つあります。
1.ボリンジャーバンド
2.トレンドライン
3.RSI
4.移動平均線
5.MACD
順番に解説させていただきます。
テクニカル指標①移動平均線
移動平均線とは、一定期間の平均値を割り出した折れ線で、おおまかな値動きの流れをつかむことのできるテクニカル指標です。
実線が移動平均線より上にあれば、「サポートライン」と呼ばれるトレーダーに意識されやすいポイントになります。
スキャルピングでは、トレンド相場の時にサポートラインにタッチしたところでエントリーするといった手法が有効です。
テクニカル指標②ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、標準偏差と正規分布という特殊な概念を用いて、「値動きのほとんどが「帯(バンド)」の中に収まるだろう」と予測する指標のことをいいます。
スキャルピングでは、ボリンジャーバンドの中に値動きが収まりやすいという統計をもとに、5本ある線のいずれかにタッチしたらエントリーをするといった手法を用いることが可能です。
テクニカル指標③RSI
RSIとは、買われすぎか売られすぎかを判断できる「相対力指数」から算出した1本のラインのことをいいます。
RSIが75%を上回れば「売り」で、30%を下回れば「買い」といったシンプルな手法を用いることが可能です。
テクニカル指標④トレンドライン
トレンドラインとは、高値と高値もしくは安値と安値を結んだ線のことをいいます。
スキャルピングでは、トレンドラインにタッチしたところでエントリーするといった手法が有効です。
ただ、トレンドラインのみでは効力が弱い場合が多いため、ほかの手法と組み合わせることが重要です。
テクニカル指標⑤MACD
MACDとは移動平均線を応用したもので、「MACDライン」と「シグナルライン」の2つで構成される指標です。
スキャルピングでは、値動きへの反応速度が高いMACDラインが、値動きへの反応速度が遅いシグナルラインをクロスした際にエントリーするといった手法が用いられます。
この章では、「FXスキャルピングで有効なテクニカル指標」について解説してきました。
しかし、これらの指標を使って分析する際、どのようなことを意識すればいいかが気になりますよね。
そんなあなたのために「FXスキャルピングでテクニカル分析をする際に意識したい点」について、次の章で詳しく解説していきます!
FXスキャルピングでテクニカル分析をする際に意識したい7箇条
FXスキャルピングでテクニカル分析をする際に意識したい点は全部で7つあります。
1.レンジではなくトレンドで行う
2.順張りと逆張りの両方でトレードを行う
3.通貨ペアの特徴を知る
4.適した時間帯を狙う
5.だましに備えて必ず損切り注文を出す
6.使いやすい口座を選ぶ
7.チャートが優秀なツールを使う
順番に解説させていただきます。
①レンジではなくトレンドで行う
スキャルピングは、レンジではなくトレンドで行うことを意識しましょう。
レンジトレードは値動きが非常に読みづらく、利益を伸ばしにくいという側面があります。
一方、トレンド相場は動きを読みやすく、利益を伸ばしやすいのでレンジ相場よりも稼ぎやすいといわれています。
②順張りと逆張りの両方でトレードを行う
テクニカル分析には、大別してトレンド方向に乗っかってエントリーする「順張り」とトレンド方向に逆らってエントリーする「逆張り」の2タイプがあります。
逆張りのほうが手法の種類が多く、わかりやすいものが多いです。
しかし、逆張りはリーマンショックやコロナショックなどの大きなトレンドでは通用しません。
順張り手法も覚えておくことで、大きなトレンドが来た際にも対応できるようになります。
③通貨ペアの特徴を知らないと利益が伸びない
スキャルピングでは、自分が取引する通貨ペアの特徴を意識しておきましょう。
例えば、ドル円はレンジ相場が多く、ポンド円は値動きが荒いといった通貨ペアの特徴があります。
こういった通貨ペアの特徴を理解し、順応したトレードを行うことが重要です。
④適した時間帯を狙う
スキャルピングは、値動きが激しい時間帯のほうがより大きな利益を狙いやすいです。
例えば、21時~24時あたりは値動きが活発になりやすいです。
このような時間帯にスキャルピングを行えば、少ない取引時間で大きな利益を狙えます。
⑤だましに備えて必ず損切り注文を出す
スキャルピングでは、だましに備えて必ず損切り注文を出しておきましょう。
スキャルピング取引をする人の中には、面倒だからといって損切り注文を出さない人も多くいます。
しかし、損切りを出さないでいると、いつか自分の感情が邪魔して損切りができなくなり、損失がふくらんでいってしまう可能性があるのです。
どんな時でも必ず損切り注文を忘れないようにしましょう。
⑥使いやすい口座を選ぶ
取引に使うFX会社は、使いやすいものを選ぶようにしましょう。
使いやすい口座を選ぶことで、スキャルピング取引の精度が非常に高まります。
取引ツールのシンプルさや約定率の高さ、スプレッドの狭さなど、スキャルピングに適した口座を選ぶといいでしょう。
⑦チャートが優秀なツールを使う
スキャルピングでは、チャートが優秀なツールを使うことを意識しましょう。
なぜなら、スキャルピング取引にとってチャートの見にくさや操作性の悪さなどは大きな悪影響を及ぼしてしまうからです。
チャートはできるだけ使いやすく、見やすいものを選びましょう。
この章では、「FXスキャルピングでテクニカル分析をする際に意識したい点」について解説してきました。
しかし、テクニカル分析では具体的にどのようなインジケーターを使うのが有効なのかが気になりますよね。
そんなあなたのために「スキャルピングのインジケーター」について、次の章で詳しく解説していきます!
【おすすめ】スキャルピングのインジケーター2つ
ここではスキャルピングのおすすめインジケーターを2つ紹介します。
1.スパンモデル
2.スーパーボリンジャー
順番に解説させていただきます。
①スパンモデル
スパンモデルとは、「一目均衝表」という難解で曖昧さの目立つインジケーターをより分かりやすくしたものです。
一目均衝表の特に重要な部分である「雲」と「遅行スパン」のみを表示させて、明確な分析ができるようになっています。
スキャルピングというスピードが求められる取引スタイルにとって、スパンモデルの分かりやすさは大きなメリットとなるでしょう。
②スーパーボリンジャー
スーパーボリンジャーとは、前述したボリンジャーバンドに「遅行スパン」が加わったインジケーターのことです。
トレンドの流れやエントリーポイントを計ることができるので、スキャルピング取引に向いています。
またボリンジャーバンドよりもダマシが少なく、より精度の高いトレードが可能になります。
この章では、「スキャルピングのインジケーター」について解説してきました。
しかし、これらの指標を使って分析する際、どのようなことを意識すればいいかが気になりますよね。
そんなあなたのために「安心してスキャルピングに取り組めるFX会社」について、次の章で詳しく解説していきます!
安心してスキャルピングに取り組めるFX会社ベスト3
ここでは安心してスキャルピングに取り組めるFX会社を3つ紹介します。
1.MATSUI FX
2.GMOクリック証券
3.FXプライムbyGMO
順番に解説させていただきます。
おすすめFX会社①MATSUI FX
MATSUI FXはスキャルピング初心者にも使いやすいように、取引ツールがシンプルに設計されたFX会社です。
また、1通貨から取引可能なので、最低4~5円ほどの非常に少ない金額から始められます。
スキャルピング初心者にも安心して利用できるFX会社です。
おすすめFX会社②GMOクリック証券
GMOクリック証券はスプレッドや約定力などのスペックが高いFX会社です。
また、高機能ツールである「スーパーはっちゅう君」では、約定しなかった注文を即座に取り消せる機能を備えています。
この機能はスキャルピング取引には大きなメリットといえるでしょう。
おすすめFX会社③FXプライムbyGMO
FXプライムbyGMOは約定力が非常に高いことで知られるFX会社です。
スキャルピング取引では、約定の遅れが大きな損失へとつながる可能性があるため、約定力は非常に重要なスペックの一つといえます。
FXプライムbyGMOは「とにかく約定力が高いFX会社がいい」という方にも安心して利用できるでしょう。
この章では「安心してスキャルピングに取り組めるFX会社」について解説してきました。
次の章では、本記事で解説させていただいた「FXスキャルピングのテクニカル指標や意識すべき点」などについてわかりやすくまとめていきます。
それでは見ていきましょう!
まとめ
ここまで「FXスキャルピングのテクニカル指標」に関することなどについて解説させていただきました。
FXスキャルピングで有効なテクニカル指標は5つありました。
1.ボリンジャーバンド
2.トレンドライン
3.RSI
4.移動平均線
5.MACD
FXスキャルピングでテクニカル分析をする際に意識したい点は全部で7つありましたね。
1.レンジではなくトレンドで行う
2.順張りと逆張りの両方でトレードを行う
3.通貨ペアの特徴を知る
4.適した時間帯を狙う
5.だましに備えて必ず損切り注文を出す
6.使いやすい口座を選ぶ
7.チャートが優秀なツールを使う
また、スキャルピングのおすすめインジケーターは以下の2つです。
1.スパンモデル
2.スーパーボリンジャー
まずは、本記事の内容を参考にして「MATSUIFX」や「GMOクリック証券」、「FXプライムbyGMO」を使って取引をしてみてはいかがでしょうか。
