「FXの売りってよくわからないなあ・・・」
「どうすれば失敗しないで売りで稼げるのかな?」
あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
確かに、「買い」に比べて「売り」は想像しづらいですよね。
しかし、FXにおいて売りを避けることは、稼ぐための大きなチャンスを失っていると言えるかもしれません。
そして、FXでは売りで稼ぎやすい方法があります。
今回は、「FXの売りから入る(空売り)とは何か」や「賢く利益を上げる売りの正しいエントリータイミング」などについて解説いたします。
目次
FXの売りから入る(空売り)とは?
FXの売りから入る(空売り)とは、どのようなものなのでしょうか。
売りから入る「空売り」という言葉は、もともとは株式投資の用語で、現物の株式を持たずに売る行為のことです。
とはいえ、FXでは難しく考える必要はなく、極論を言うと、「買い」だけではなく「売り」でも利益をあげられると覚えておけば問題なくトレードができるはずです。
1.FXの売り(ショート)と買い(ロング)の違いは?
2.売りから入る(空売り)の仕組み
3.空売りのメリット
4.売りの注文方法
以下で順に解説させていただきます。
FXの売り(ショート)と買い(ロング)の違いは?
FXの売り(ショート)と買い(ロング)の違いは、為替レートが上下どちらに動けば利益になるかです。
FXの売り(ショート)は為替レートが下がれば利益になり、逆に買い(ロング)は為替レートが上がれば利益になるのです。
そのため、あなたが「為替レートは下がるだろう」と思えば、売り(ショート)でトレードをすることになります。
売りから入る(空売り)の仕組み
FXで売りから入る(空売り)の仕組みは、株式と比べて非常に簡単です。
なぜなら、FXでは「差金決済(取引開始時と終了時の価格差による決済)」が原則であるため、本物の通貨をやり取りするわけではないからです。
FXで売りから入る際は、まず「売り」の新規注文をおこなう時に必要証拠金を支払い、 「現時点の通貨ペアと決済時の通貨ペアの差額をもらえる権利」 と 「通貨ペアを買い戻す義務」 を同時に注文します。
そして、決済をする際に「現時点の通貨ペアと決済時の通貨ペアの差額をもらえる権利」 と 「通貨ペアを買い戻す義務」を使うというわけです。
言葉にするとややこしく感じてしまうかもしれませんが、「下がれば利益、 上がれば損失」と覚えておけばトレードでは特に困ることはないでしょう。
空売りのメリット
空売りのメリットは、為替レートが下落することで利益を得られる点です。
「買い」では為替レートが下落すれば損失になりますが、「売り」ならば逆に利益にすることができます。
そのため、下落トレンドが発生して「買い」ではトレードしづらい時でも、「売り」を使うことによりトレードで利益を狙うことができるのです。
売りの注文方法
FXの売り注文は、為替レートの「売り(Bid)」のボタンを押すだけです。
FXでは「買い(Ask)」と同じく「売り(Bid)」でも、注文方法はあまり変わらないのです。
また、スプレッドに関しても「買い」の時と同じ分だけ「売り」でも支払うことになります。
そのため、為替レートの「売り(Bid)」のボタンを押したら、最低でもスプレッド分のレートの下落が損失を出さないためには必要になります。
この章では、「FXの売り(空売り)」について解説してきました。
しかし、「売り」で利益を出す方法が気になりますよね。
そんなあなたのために「売りの正しいエントリータイミング」について、次の章で詳しく解説していきます!
売りの正しいエントリータイミングとは?
売りの正しいエントリータイミングとは、一体いつなのでしょうか。
1.売りの「良い」エントリータイミング
2.売りの「悪い」エントリータイミング
以下で順番に解説させていただきます。
売りの「良い」エントリータイミング
売りの「良い」エントリータイミングは、「戻り売り」と「ダブルトップまたはトリプルトップ」の2つです。
「戻り売り」や「ダブルトップまたはトリプルトップ」は分かりやすく、トレードも比較的簡単にでき、多くのトレーダーがFXのトレードで使っています。
まず、「戻り売り」とは下降トレンド中にレートが上に上昇(戻り)し、再度下がり始めた時にエントリーする手法です。
下降トレンド中にレートが上に上昇(戻り)した際に「売る」ことで、有利なレートでトレードをおこなうことができます。
次に、「ダブルトップまたはトリプルトップ」とは2つ(3つの)の山を描くチャートパターンです。
直近の安値(直近とその前の安値)を割った際に、「売り」をすることで大きな下落を狙うことができます。
「戻り売り」と「ダブルトップまたはトリプルトップ」は分かりやすいため、エントリータイミングもつかみやすくおすすめです。
売りの「悪い」エントリータイミング
売りの「悪い」エントリータイミングは、上昇トレンドが発生している場合です。
なぜなら、上昇トレンドが発生していると「そろそろ天井だろう」と思っても、さらに上昇してしまい損失を出してしまう可能性が高まってしまうからです。
そのため、上昇トレンドが発生している場合は、素直に「買い」で入ることをおすすめします。
この章では、「売りの正しいエントリータイミング」について解説してきました。
しかし、売りの注意点も気になりますよね。
そんなあなたのために「FXで知っておきたい売りから入る際の注意ポイント」について、次の章で詳しく解説していきます!
FXで知っておきたい売りから入る際の注意ポイント3つ
FXで知っておきたい売りから入る際の注意ポイントは3つあります。
1.売りポジションでマイナススワップが発生するケースがある
2.初心者のうちは逆張りは避けよう
3.売りと買いの判断に迷ったらエントリーはやめよう
以下で順に解説させていただきます。
注意点①売りポジションでマイナススワップが発生するケースがある
売りポジションでマイナススワップが発生するケースには、特に注意が必要です。
なぜなら日本円は金利が低いため、日本円を絡めた通貨ペアでは「売り」でスワップポイントがマイナスになりやすいからです。
例えばドル円の「売り」であれば、ドルの高い金利を支払って円の低い金利をもらうことになるため、スワップポイントはマイナスになります。
スワップポイントは基本的に毎日発生して積み上がっていくので、スイングトレードや長期投資の際には必ずスワップポイントを確認してください。
注意点②初心者のうちは逆張りは避けよう
初心者のうちは、逆張りでのトレードは避けた方が無難です。
というのも、逆張りでのトレードは上級者向けと言われているからです。
トレンドに逆らってトレードをすることは、難易度が高い上に大きな損失を出すパターンも多くなります。
まずは、トレンドに乗ったトレードで利益を出せるようになってから、逆張りでのトレードを始めるようにしましょう。
注意点③売りと買いの判断に迷ったらエントリーはやめよう
「売り」と「買い」の判断に迷ったらエントリーはやめておきましょう。
なぜかと言うと、根拠が無く無理にトレードをしてもギャンブルにしかならないからです。
トレードをしなくても、相場が消えてなくなるわけではありません。
リスクを抑えるためにも、迷ったらトレードをしないようにしてください。
この章では「FXで知っておきたい売りから入る際の注意ポイント」について解説してきましたが、やはり気になるのは「売り」で有利なFX会社ですよね!
「売り」でのトレードに関して不安を感じているあなたの悩みを解決するために、次の章で詳しく解説しています!
それでは見ていきましょう!
売りポジションが多い人におすすめな「DMM FX」
売りポジションが多い人には、「DMM FX」がおすすめです。
なぜなら、DMM FXはマイナススワップが低く、売りポジションを保有しやすいからです。
例えば、自分が普段トレードしている通貨ペアがドル円だとすると、下降トレンドに入った時にはDMM FXでのトレードを有利に感じるはずです。
「売り」でのトレードを考える際には、DMM FXの検討をおすすめします。
この章では「売りポジションが多い人におすすめなDMM FX」について解説してきました。
次の章では、本記事で解説させていただいた「FXの売りから入る(空売り)とはなにか」や「賢く利益を上げる売りの正しいエントリータイミング」などについてわかりやすくまとめていきます。
それでは見ていきましょう!
まとめ
ここまで「FXの売りから入る(空売り)とは何か」や「賢く利益を上げる売りの正しいエントリータイミング」などについて解説させていただきました。
FXの売りから入る(空売り)とは、まず「売り」の新規注文をおこなう際に必要証拠金を支払い、 「現時点の通貨ペアと決済時の通貨ペアの差額をもらえる権利」 と 「通貨ペアを買い戻す義務」 を同時に注文します。
そして、決済をする際に「現時点の通貨ペアと決済時の通貨ペアの差額をもらえる権利」 と 「通貨ペアを買い戻す義務」を使うというわけです。
言葉にするとややこしく感じてしまうかもしれませんが、「下がれば利益、 上がれば損失」と覚えておけばトレードでは特に困ることはないでしょう。
また、売りの正しいエントリータイミングでは、
1.売りの「良い」エントリータイミング
2.売りの「悪い」エントリータイミング
の2種類を紹介させていただきました。
「良い」エントリータイミングとしては、「戻り売り」と「ダブルトップまたはトリプルトップ」の2つがおすすめです。
「戻り売り」や「ダブルトップまたはトリプルトップ」は分かりやすく、トレードも比較的簡単にでき、多くのトレーダーがFXのトレードで使っています。
逆に、売りの「悪い」エントリータイミングは、上昇トレンドが発生している場合です。
上昇トレンドが発生している場合は、素直に「買い」で入ることをおすすめします。
本記事を参考に、あなたが「売り」を活用してFXで利益をあげることを願っています。
