FX手法

三角持ち合いの3パターン!FXのエントリーポイントと賢く使うためのコツ5選

「FXの三角持ち合いってどういうパターンがあるんだろう?」

「三角持ち合いを使ったトレードのコツってあるのかなあ・・・」

あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

私もFXを始めた際は、三角持ち合いについてよく理解できていませんでした。

しかし、FXでは三角持ち合いについての正しい知識がないと、結果としてダマシに引っかかり続けて大損といったことにつながりかねません。

そして、実はFXでは三角持ち合いで使えるエントリーポイントやコツがあるのです。

今回は、「三角持ち合いの3パターンやエントリーポイント、賢く使うためのコツ」などについて解説いたします。

目次

【前提】FXの三角持ち合いって?

FXの三角持ち合いとは、「2つ以上の高値を結んだトレンドラインと2つ以上の安値を結んだトレンドラインが収縮して交差し、三角形になるチャートパターン」のことを言います。

三角持ち合いは、レンジ相場のような相場に方向感がない時に現れます。

三角持ち合いは相場を分析する上で非常に役立つため、FXでトレードをするのであればしっかりと覚えておきたいテクニカル分析です。

この章では、「FXの三角持ち合いとは何か」について解説してきました。

しかし、三角持ち合いにはどのようなパターンがあるのか気になりますよね。

そんなあなたのために「FXの三角持ち合いのパターン」について、次の章で詳しく解説していきます!

FXの三角持ち合い3パターン

FXの三角持ち合いのパターンは3つあります。

1.均衡型

2.上昇型

3.下降型

以下で順に解説させていただきます。

パターン①均衡型

均衡型は、「上昇トレンドラインと下降トレンドライン」で構成された三角持ち合いのパターンです。

均衡型では高値は切り下がり、安値は切り上がっていきます。

均衡型は買いと売りの勢力が拮抗している状況であるため、上昇トレンドラインと下降トレンドラインのどちらをブレイクするか判断することが難しいパターンです。

パターン②上昇型

上昇型は、「上昇トレンドラインとレジスタンスライン(水平線)」で構成された三角持ち合いのパターンです。

安値が切り上がっているため、買いの勢力が優勢であることが判断でき、上方向にブレイクする確率が高いパターンになります。

そのため、絶対に上方向にブレイクするわけではないものの、上方向へのブレイクに備えておくとよいでしょう。

パターン③下降型

下降型は、「下降トレンドラインとサポートライン(水平線)」で構成された三角持ち合いのパターンです。

高値が切り下がっているため、売りの勢力が優勢であることが判断でき、下方向にブレイクする確率が高いパターンになります。

そのため、絶対に下方向にブレイクするわけではないものの、下方向へのブレイクに備えておくとよいでしょう。

この章では、「FXの三角持ち合いのパターン」について解説してきました。

しかし、エントリーの方法が気になりますよね。

三角持ち合い時のエントリー方法2選

三角持ち合い時のエントリー方法は主に2つあります。

1.明確なブレイクが発生してからエントリー

2.ブレイク後の押し目・戻り目でエントリー

以下で順番に解説させていただきます。

方法①明確なブレイクが発生してからエントリー

まずは、明確なブレイクが発生してからエントリーする方法です。

三角持ち合いは値動きの幅が収縮していき最終的にはブレイクするため、明確なブレイクが発生した方向にエントリーします。

三角持ち合いはブレイクした方向に大きく値が動くことがあるので、大きな利益を狙うことができます。

方法②ブレイク後の押し目・戻り目でエントリー

次は、ブレイク後の押し目・戻り目でエントリーする方法です。

前述した、明確なブレイクが発生してからエントリーする方法では、ダマシもよくあります。

しかし、押し目や戻り目を待ってからエントリーをすることで、ダマシを減らすことができるのです。

明確なブレイクが発生してからエントリーする方法より利益は少なくなりがちですが、押し目や戻り目を待ってからエントリーをする手法は、リスクを抑えることができます。

この章では、「三角持ち合い時のエントリー方法」について解説してきました。

しかし、三角持ち合いを使うためのコツが気になりますよね。

そんなあなたのために「FXの三角持ち合いを賢く使うためのコツ」について、次の章で詳しく解説していきます!

FXの三角持ち合いを賢く使うためのコツ5選

FXの三角持ち合いを賢く使うためのコツは5つあります。

1.キレイな形の三角持ち合いを選ぶ

2.上位足のトレンドに順張り

3.スキャルピングではだましは気にしない

4.OCO注文を使う

5.大小の三角持ち合いを使い分ける

以下で順に解説させていただきます。

コツ①キレイな形の三角持ち合いを選ぶ

三角持ち合いは、キレイな形の三角持ち合いを選ぶ方がよいです。

キレイな形の三角持ち合いは大勢のトレーダーが認識するため、ブレイクすると大きな値動きが発生しやすいからです。

そのため、キレイな形の三角持ち合いを探すように心がけましょう。

コツ②上位足のトレンドに順張り

三角持ち合いは単純にブレイクした方向にエントリーするのではなく、上位足のトレンドに順張りするようにしましょう。

なぜなら、上位足のトレンドと逆方向でトレードした場合、上位足のトレンドに飲み込まれてダマシになる可能性が高まってしまうからです。

逆に、上位足のトレンドと同じ方向の場合はダマシになる可能性が低くなるため、上位足のトレンドを確認してからエントリーするようにしましょう。

コツ③スキャルピングではだましは気にしない

スキャルピングではダマシは気にしない方がよいでしょう。

なぜかと言うと、スキャルピングは保有時間が数秒から数分と非常に短いからです。

スキャルピングでは、三角持ち合いのブレイク後にエントリーした場合、含み益が少し出たら決済をするのでダマシはあまり関係ないと言えます。

コツ④OCO注文を使う

OCO注文を使うことで、損失を限定したトレードをおこなうことができます。

OCO注文とは、「2つの注文を同時に発注し、片方の注文が約定するともう片方が自動的にキャンセルになる注文方法」であり、利益確定と一緒に損切りの注文も出せるのです。

三角持ち合いのブレイク後にエントリーし、ダマシにあうリスクを抑えるためにOCO注文を活用することをおすすめいたします。

コツ⑤大小の三角持ち合いを使い分ける

三角持ち合いは大小様々なものがあるため、使い分けるようにしましょう。

というのも、時間足によって違う三角持ち合いを探すことができ、さらに同じ時間足でも大小様々な三角持ち合いが現れるからです。

そのため、三角持ち合いの中でも、自分のトレードスタイルに合った三角持ち合いを使ってトレードをおこなうことをおすすめします。

この章では、「FXの三角持ち合いを賢く使うためのコツ」について解説してきました。

しかし、三角持ち合いを使うときの注意点も気になりますよね。

そんなあなたのために「FXで三角持ち合いを使うときに注意したいこと」について、次の章で詳しく解説していきます!

FXで三角持ち合いを使うときに注意したいこと3選

FXで三角持ち合いを使うときに注意したいことは主に3つあります。

1.イベント前後はトレードを控える

2.だましに気をつける

3.形状が乱れた三角持ち合いは参考にしない

以下で順番に解説させていただきます。

注意点①イベント前後はトレードを控える

経済指標や要人発言などのイベント前後は、トレードを控えた方がよいでしょう。

というのも、経済指標や要人発言などのイベント時は相場が乱高下してしまうことがあり、三角持ち合いのブレイクでエントリーした意味が無くなってしまう可能性があるからです。

そのため、経済指標や要人発言などのイベント前後はトレードを避け、相場が落ち着いている時にトレードをするようにしましょう。

注意点②だましに気をつける

三角持ち合いのブレイクでのトレードでは、ダマシに気をつける必要があります。

なぜなら、デイトレードやスイングトレードでは、明確なブレイクを確認しておかないと「ヒゲをつけて三角持ち合いの中に戻ってしまった」というようなことが珍しくないからです。

終値でブレイクしていることを確認するなど、三角持ち合いのブレイクではエントリーをする際に明確なブレイクをしていることを確認してダマシを避けましょう。

注意点③形状が乱れた三角持ち合いは参考にしない

形状が乱れた三角持ち合いは、あまり参考にしないようにしましょう。

というのも、形状が乱れた三角持ち合いは認識するトレーダーが限られてくるため、大きな値動きになりにくいからです。

形状が乱れた三角持ち合いは他に大きな根拠がある時以外トレードを避け、キレイな形の三角持ち合いを使ってトレードをすることをおすすめいたします。

この章では「FXで三角持ち合いを使うときに注意したいこと」について解説してきました。

次の章では、本記事で解説させていただいた「三角持ち合いの3パターンやエントリーポイント、賢く使うためのコツ」などについてわかりやすくまとめていきます。

それでは見ていきましょう!

まとめ

ここまで「三角持ち合いの3パターンやエントリーポイント、賢く使うためのコツ」などについて解説させていただきました。

FXの三角持ち合いのパターンは3つありました。

1.均衡型

2.上昇型

3.下降型

また、三角持ち合い時のエントリー方法は主に2つありましたね。

1.明確なブレイクが発生してからエントリー

2.ブレイク後の押し目・戻り目でエントリー

ブレイク後の押し目・戻り目でのエントリーは、利益は少なくなりがちですがダマシを減らすことができます。

加えて、FXの三角持ち合いを賢く使うためのコツは5つでした。

1.キレイな形の三角持ち合いを選ぶ

2.上位足のトレンドに順張り

3.スキャルピングではだましは気にしない

4.OCO注文を使う

5.大小の三角持ち合いを使い分ける

特に、キレイな形の三角持ち合いを選ぶと大きな利益を得やすくなります。

本記事を参考に、あなたが上手く三角持ち合いを活用してFXで利益をあげることを願っています。

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