「ブレイクアウトってよく聞くけど、本当に勝てるの?」
「ブレイクアウトって何か気を付けるポイントはあるのかな・・・」
あなたはこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
私もブレイクアウトのポイントがよくわからず、なかなか利益をあげられない日々が続きました。
しかし、ブレイクアウトは「トレンドに初動から乗ることで大きな利益が狙える」というメリットがあり、ブレイクアウトを避けていては利益をあげる機会を失ってしまうかもしれません。
さらに、ブレイクアウトはエントリーの基準が明確であり、実はFX初心者でも理解できるものなのです。
今回は、「ブレイクアウト手法の原則や失敗しやすいケース」などについて解説いたします。
目次
そもそもFXのブレイクアウトとは?

FXのブレイクアウトとは、サポートラインやレジスタンスラインなどの「相場において重要とされる線を高値や安値が超えていくこと」を言います。
例えば、何度も価格の上昇が跳ね返されているレジスタンスラインを突破したり、何度も価格の下落が跳ね返されているサポートラインを突破したりすると「ブレイクアウトが起きた」ということになります。
ブレイクアウトは価格が相場において重要なラインを突破し、ラインを超えた方向に価格が大きく伸びることを狙った手法です。
これで「ブレイクアウト」がどのようなものなのかお分かりいただけたと思います。
しかし、ブレイクアウトにどのようなメリットがあるのか知らなければ意味がありませんよね。
「FXブレイクアウト手法のメリット」について、次の章で詳しく解説していきます!
FXブレイクアウト手法の2つのメリット

FXのブレイクアウト手法には、主に2つのメリットがあります。
1.エントリー基準が把握しやすい
2.ケースによっては大きな利益になる
以下で解説させていただきます。
エントリー基準が把握しやすい
ブレイクアウト手法は、エントリー基準が非常に分かりやすい手法です。
「価格が重要なラインを突破したら、その方向にエントリー」という明確な基準があるからです。
例えば、レジスタンスラインを突破したら「買い」、サポートラインを突破したら「売り」となります。
ブレイクアウト手法は、重要なラインを見つけるだけで簡単におこなうことができます。
ケースによっては大きな利益に
ブレイクアウト手法は、ケースによっては大きな利益につながります。
ブレイクアウトは、トレンドに初動から乗ることができるからです。
さらに、ブレイクアウトは価格が何度も跳ね返されてエネルギーがたまっていることが多く、価格が一方向に大きく伸びていきやすい傾向があります。
ブレイクアウト手法は、「強力なトレンドに最初から乗れる」という大きなメリットを持っているのです。
この章では、「FXブレイクアウト手法の2つのメリット」について解説してきました。
しかし、ブレイクアウトを使って利益を出す具体的な方法が気になりますよね。
そんなあなたのために「FXブレイクアウト手法で効果的に利益をだすための原則」について、次の章で詳しく解説していきます!
FXブレイクアウト手法で効果的に利益をだすための3原則

FXのブレイクアウト手法で効果的に利益をだすためには、3つの原則に沿って取引をおこないましょう。
1.ブレイクアウト直後はエントリーせず様子を見る
2.ボラティリティが高い時間を狙う
3.エントリー回数を制限する
以下で順番に解説させていただきます。
ブレイクアウト直後はエントリーせず様子を見る
ブレイクアウト手法の勝率を高めたい場合は、ブレイクアウト直後はエントリーせず様子を見ることをおすすめします。
なぜなら、ブレイクアウト後に価格がブレイクしたラインに向かって戻ってきてしまうことがあるからです。
ブレイクしたラインがサポートラインとなり、戻ってきた価格が反発したことを確認してからエントリーをおこなうことで、より勝率の高いブレイクアウト手法になります。
ボラティリティが高い時間を狙う
ブレイクアウト手法は、ボラティリティが高い欧州時間やアメリカ時間におこなうことで勝率を高めることができます。
なぜなら、ボラティリティが高ければ強いトレンドが出て、利益確定をすることができる可能性が上がるからです。
ブレイクアウト手法は、基本的にはボラティリティが高い時間帯を狙いましょう。
エントリー回数を制限する
ブレイクアウト手法は、エントリー回数を制限することでリスクを下げて利益を上げることができます。
大きなメリットのあるブレイクアウト手法ですが、「何度もブレイクアウトしたが、ほとんどダマシだった」ということも起こりえるのです。
他のテクニカル分析をエントリーの判断条件に加えるなど、ブレイクアウト手法のエントリーはブレイクアウトと何かを組み合わせるとよいでしょう。
この章では、「FXブレイクアウト手法で効果的に利益をだすための原則」について解説してきました。
しかし、ブレイクアウト手法の注意すべき点も気になりますよね。
そんなあなたのために「ブレイクアウトで失敗しやすいケース」について、次の章で詳しく解説していきます!
ブレイクアウトで失敗しやすいケース4選

ブレイクアウトで失敗しやすいケースは、主に4つです。
1.レンジ相場が不安定
2.平均値幅が1日に半分以上動いている
3.レンジ相場自体が短い
4.ブレイクアウト前後の値幅が小さい
以下順番に解説させていただきます。
失敗ケース①レンジ相場が不安定
レンジ相場が不安定である場合は、ブレイクアウトが失敗しやすいです。
レンジ内の高値や安値が反発している価格がある程度きれいにそろっていないと、トレーダーによってサポートラインやレジスタンスラインの引き方が違ってしまうからです。
そのため、ブレイクアウトが起こっても一斉にトレーダーがポジションを取ったり損切りするようなことが起こらず、価格に勢いが出ずにダマシになるケースが多いです。
レンジ相場からのブレイクアウトを狙う場合は、必ず高値や安値が反発している価格がそろっているか確認しましょう。
失敗ケース②平均値幅が1日に半分以上動いている
ブレイクアウト手法を使ってデイトレードをする場合は、レンジ内の値幅が1日の平均値幅の半分以上動いている時にはエントリーを見送ることをおすすめします。
なぜなら、レンジ相場は値幅が小さくなることでエネルギーをため込むからです。
例えば、大きな値幅のレンジ相場であれば、ブレイクアウトの勢いも長くは続かない傾向があります。
そのため、ブレイクアウト手法を使う際は、レンジの値幅に注意するようにしましょう。
失敗ケース③レンジ相場自体が短い

レンジ相場自体が短い場合は、ブレイクアウトが失敗に終わる可能性が上がってしまいます。
レンジ相場がエネルギーをためるには、ある程度長い期間が必要だからです。
短いレンジ相場ではエネルギーが足らず、ブレイクアウトがダマシになることが多いのです。
レンジ相場が続いている期間に注目し、期間が短いレンジ相場でのブレイクアウトは取引を避ける方が無難であると言えます。
失敗ケース④ブレイクアウト前後の値幅が小さい
ブレイクアウト前後の値幅が小さい場合は、価格が伸びる可能性が少ないです。
相場にたまっているエネルギーが少ないと考えられるからです。
そのため、ブレイクアウト前後の価格の値幅が小さければ早めに利益確定や損切りをおこなうことをおすすめします。
この章では、「ブレイクアウトで失敗しやすいケース」について解説してきました。
ブレイクアウト手法ではチャートに「サポートラインやレジスタンスラインを引くための使いやすさ」や「ブレイクアウトしたかどうかを見極めるための見やすさ」が求められます。
国内にはたくさんのFX会社がありますが、その中でも特に「チャートが見やすいおすすめFX会社」について、次の章で詳しく解説していきます!
チャートが見やすいおすすめFX会社2選

チャートが見やすいおすすめFX会社は2つあります。
1.外貨ex byGMO
2.GMOクリック証券
以下で解説させていただきます。
チャート画面が高性能な『外貨ex byGMO』
外貨ex byGMOはスマホアプリのチャートが見やすく、高性能であるためおすすめです。
チャートは縦向きでも横向きでも使えるため、高値や安値、レンジ相場を見つけやすくなっています。
さらに、他の時間足や通貨ペアを分割して表示できるため、チャートを比較したいトレーダーは大変便利に感じるでしょう。
サポートラインやレジスタンスラインも引きやすいと評判です。
チャートの見やすさや操作性だけでなく、高性能さも重視する方は外貨ex byGMOを利用するとよいでしょう。
自分好みのカスタマイズができる『GMOクリック証券』
GMOクリック証券はスマホアプリのチャートが見やすい上、自分好みにカスタマイズしたテクニカル分析の表示設定を3パターンまで保存可能です。
そのため、使う手法に合わせてテクニカル分析を簡単に切り替えることができます。
ブレイクアウト手法だけでなく、複数の手法を使い分けて取引したい方はGMOクリック証券がおすすめです。
この章では「チャートが見やすいおすすめFX会社」について解説してきました。
次の章では、本記事で解説させていただいた「ブレイクアウト手法の原則や失敗しやすいケース」などについてわかりやすくまとめていきます。
それでは見ていきましょう!
まとめ

ここまで「ブレイクアウト手法の原則や失敗しやすいケース」などについて解説させていただきました。
FXのブレイクアウト手法で効果的に利益をだすためには、3つの原則に沿って取引をおこなうことが必要でしたね。
1.ブレイクアウト直後はエントリーせず様子を見る
2.ボラティリティが高い時間を狙う
3.エントリー回数を制限する
ブレイクアウトで失敗しやすいケースは4つありました。
1.レンジ相場が不安定
2.平均値幅が1日に半分以上動いている
3.レンジ相場自体が短い
4.ブレイクアウト前後の値幅が小さい
まずは、チャートの見やすい「外貨ex byGMO」か「GMOクリック証券」を使ってブレイクアウト手法でFXの取引をおこなってみてはいかがでしょうか。
